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宴が始まり、ヨータとヨージの問答が始まる ヨータ『ヨージ叔父さん、何でこの世界の女性に平気で触れるの?』 ヨージ『俺が問題無く触れるのは、10年前の当時の皇女に触れてからなんだよ』 ヨータ『え?、じゃあ触れる前は?』 ヨージ『発情しまくりだった』 ヨータ『やっぱり』 ヨージ『彼女に触れてから、この世界の生活もだいぶ楽になったが、彼女に触れてからの2日間は地獄だったよ』 ヨータ『何で?』 ヨージ『あー・・・その~何だ』 言葉を濁すような言い振りのヨージ ヨータ『どうしたの?』 ヨージ『2日間、勃起が治まらなかった』 ヨータ『え?』 ヨージ『やる事はやったが、2回目出したところで諦めたよ』 ヨータ『あはは!』 ヨージ『いや、笑い事じゃねーよ!』 ハルが口を挟む ハル『ぼっきって、何?』 ヨージ『ハルは気にしなくて大丈夫だ!』 何故かソワソワするヨージとヨータ ヨータ『それとさ・・・俺、カルと対面したんだ』 ヨージ『何??』 ヨータ『でも、逃げていったよ』 ヨージ『やはりか』 ヨータ『ヨージ叔父さんの時も?』 ヨージ『俺も性の伝達を遮断する前は、逃げていったよ』 ヨータ『性の伝達?』 ヨージ『さっき、皇女に触れてから問題無く女性に触れる事が出来ると言ったよな?』 ヨータ『うん』 ヨージ『この世界の女性達が本能で男と判断してるように、カル達も本能で判断しているんだろうな』 ヨータ『もしかして?』 ヨージ『性の伝達を遮断してから、俺も襲われたよ・・・危うく口とアナルに突っ込まれそうになった』 ヨータ『うわぁ』 ヨージ『レイプされる女性の気持ちが理解出来たよ』 ヨータ『いや、それは笑えないね』 ヨージ『まったくだ』 ヨータ『それと、ヨージ叔父さんの武器はハンマーなんだよね?』 ヨージ『そうだ』 ヨータ『カル倒せなくない?』 ヨージ『鋭い突っ込みだな、俺の愛鎚のプロメテオルはハンマーだが、打撃面に不規則に並んだ刃物が付いている・・・簡単に言うと、打撃面に剣山を付けた感じかな?』 ヨータ『物凄いエグい武器だね』 ヨージ『そうだな』 そう言ってヨージは、バッグからある物を取り出した
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