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ヨージ『ヨータ、飲め』
ヨータ『ん?、ヨージ叔父さん・・・これ、酎ハイじゃん』
ヨージ『この世界には、お酒は20歳になってからなんていう法律は無いし、この酎ハイの意味を知るのは、ヨータしか居ない』
ヨータ『この酎ハイ・・・そっか、なるほどね』
ヨージ『もう5年も経つよ』
ヨータ『もう5年も経ったんだ』
ヨージ『早いもんだよ』
ヨータ『ヨージ叔父さん、リリアを見てどう思った?』
ヨージ『ヨータ、お前は本当に鋭い突っ込みをしてくるね』
ヨータ『いやだって、俺もリリアを見た時、自分の目を疑ったからね』
ヨージ『瓜二つだ』
ヨータ『やっぱり』
ヨージ『生き返ったのかと思った・・・俺はこの酎ハイとケーキを手に持ち、墓参りに行く途中でこの世界に飛ばされた』
ヨータ『そうだったんだ』
2人が話していると、ジーニアスが話しに割って入ってきた
ジーニアス『ヨージ、煙草をくれ』
ヨージ『何だよジーニアス、呑気なものだな』
煙草に火を点けて、ジーニアスに渡す
ジーニアス『ヨージ、10年間何をしていたんだ?』
ヨージ『色々な意味で、もがき苦しんでいたよ』
ヨージは、そう言うと空を見上げた
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