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ヨージ『俺とヨータが鍵になっているが、どうすれば回避出来るかは、まだ教えられない』
リリア『え?、何で!?』
ヨージ『リリア、焦るな』
ヨータ『でも、ゆっくりしてる余裕も無いと思うんだ』
ヨージ『ヨータ、今ここで乱交パーティ始める気か?』
ヨータ『いや、そう言う意味じゃないけど』
ルーミ『らんこうぱーてぃ?』
ヨージ『ルーミ、気にしなくていい』
内心、焦るヨージ
ヨージ『必ず教えるよ、ただ・・・今は皆んなと再会出来た事に感謝したいんだ』
ハル『ヨージ兄さん・・・』
ハルはヨージの隣に来て、寄り掛かかるように座る
ハル『私は素直に嬉しいよ・・・ヨージ兄さんに会えて』
ヨージ『ハル、話が有るんだが、後で話せるか?』
ハル『うん』
酎ハイを飲みながら、5人の顔を眺めるヨージ
だがヨージは、5人と再会出来た事に素直に喜んでいるが、まだ再会出来ていない子達の事が気になっていた
特に10年前の皇女の妹達とレイチェルの事が
もも『ヨージ兄さんが、またシーザー王国に戻ってきた事を、国民達が知ったら驚くでしょうね』
ミサキ『そうだな・・・ヨージ兄さんは、一部の国民からは当時のクインテットの先輩達より人気が有ったからな』
リリア『特に、カルに襲われそうになったところを助けてもらった子達は、ヨージ兄さんをヒーローみたいに讃えてたね』
ヨージ『ヒーロー・・・か』
何故か困惑気味のヨージ
ハル『どうしたの?』
ヨージ『皆んな、俺はヒーローなんかじゃない・・・罪人なんだよ』
罪人と聞いて、驚くヨータ達
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