兄として男として

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ハル『アッ・・・ハッ』 ヨージ『ハル、大丈夫か?』 ハル『うん、でも気持ち良すぎて意識が保たないかも』 ヨージ『俺もだよ』 ゆっくり腰を振るヨージ ハル『ハッ・・・アッ・・・アハッ』 ヨージは内心こう思う ヨージ(ヤバイな・・・気持ち良すぎて、5分保つ自信が無い) ヨージ自身、交尾は5年以上していなかった ヨージ(この気持ち良さは反則だろ、地球の女性以上だぞ) ハル『ヨージ兄さん、私・・・もう』 ハルの身体がビクビクと動きだす ヨージ『そうか、一緒にイこう』 腰の動きを激しくするヨージ ハル『駄目駄目駄目!、ヨージ兄さん!・・・アッ!!!!!』 ヨージ『ウッ!・・・クゥ!』 ビュルビュルビュル ドクッドクッドクッ ヨージ『ハァハァフゥ・・・フゥ』 ヨージは、倒れそうになった上半身をなんとか支える ヨージ『これはヤバイな・・・イッた瞬間、意識が飛び掛けそうになった・・・ハル、大丈夫か?』 ハルの顔を見るヨージ ヨージ『ハル?』 呼び掛けても反応が無い ヨージ『気絶したのか?』 ヨージは、タオルでハルの全身を拭く ヨージ『何だろう・・・童貞喪失した、あの日の夜を思い出したよ』 ハルの全身を拭き終えたヨージは、ハルを後ろから抱き締めた ヨージ『ジーニアス、これで良いのか?』 気絶しているハルの顔を眺めながら、ヨージは呟く また窓辺から空を見上げるヨージ ヨージ『世界は違えど、満月は綺麗なものだな・・・あ!、そうだ!』 ヨージは服を着て、気絶しているハルに話し掛けてる ヨージ『ハル、俺は少し夜の散歩をしてくるよ』 街の外壁の上に登り、街中と外を見渡すヨージ ヨージ『灯りは無いが、月明かりのお陰で困らない』 月を眺めるヨージ ヨージ『手を伸ばせば、月が掴めそうだよ』 右手を月に向かって掲げるヨージ 煙草に火を付けて、バッグの中からスマホとスピーカーを取り出す ヨージ『一曲歌っていこう』
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