3243人が本棚に入れています
本棚に追加
/681ページ
どういう事?
と、私がきょとんとしていると。
「変な意味じゃないから!
愛也ちゃん色白で細いから、少食のイメージがあるっていうか……」
なぜか少し焦った様子の瞬君が一生懸命になって、訂正してくるものだから。
私は、つい、笑ってしまって。
「大丈夫だよ。
褒めてくれたんだよね?」
「褒めてる!
色白で細くてギャップがある、でしょ。
ほら、3つも褒めてる!」
そう言いながら。
長い指を一本ずつ立てて、必死にフォローしようとする姿が面白おかしくて。
「分かったから。
もういいよ、許してあげる」
「……良かった」
私が冗談半分でそう言うと、瞬君はホッとした表情を見せた。
そこへ。
瞬君の注文したハンバーガーが運ばれてきて。
「わ、そんなに入るの?」
最初のコメントを投稿しよう!