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そう言って、グラスのコーラをごくりと飲む瞬君。
どうやら想いを寄せる相手とは既に友達らしくて、これから進展させていきたいと思っているようだ。
そういう事ならなおさら応援するし、上手くいって欲しいなあ。
「頑張ってね!
陰ながら応援してる」
「……本当に?」
「うん。
っていっても相談事にアドバイスできる程、経験値はないけど……」
アハハ、と笑いながら。
アドバイスの一つも出来ないんじゃ、何をどう応援するのと、言った側から後悔する私。
部活じゃないんだから、マネージャーみたいに身の回りのお世話をするわけじゃないし。
ましてや恋愛なんだから、実践で役立つ事の一つや二つすらすら言えたらなあと一瞬無いものねだりを
してしまった。
「……じゃあ早速、行動してみようかな」
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