128人が本棚に入れています
本棚に追加
「っていうか岡崎!!!早く言え。昨日、俺に何をした。」
「はあ???な、何をしたってわけ分からんないな・・」
岡崎は困っているようだった。そして塩谷の眼差しを伏せた。
「やっぱお前、俺に何かやったよな。」
「何で、そうなるんだよ。」
「だってお前しかないんだろーー」
「マジ、何も覚えてないのか?」
「だからお前に聞いてるじゃないかよ!」
「言っていいかな・・」
「いいから早く言え!!」
(絶対何かある。一瞬だったけどあいつ俺から視線をそらした。)
「昨日、飲み会の後、お前すっこく酔っ払ってそのまま寝ちゃったよな。
仕方なく一番近いにある俺の家に連れてきたんだ。」
「あ、そうか・・また寝てしまったのか・・」
そうだ。全てのことに優れる塩谷だが酒には弱かった。
塩谷の酒癖は適当に酒に酔うとその場で寝てしまうことだ。
「あ、それはごめん。で??あれは腰が痛くなった理由にはならない。
酔った俺の体をー」
「か、体を?」
「そう!俺をあっさりと投げたとか・・手荒に扱ったとか」
(腰はそうだとしてもここはなぜ痛いんだ・・)
「なに?そんなことするわけないんだろーー」
慌ててる岡崎がもっと怪しく思われた。
「どうしても聞きたい?」
「ああ、聞きたい!!」
「後悔するかも知れないよ。」
「し・な・い!!!」
「実はな・・昨日の夜、お前いきなり起きてさ、お前は・・」
(「あ~うんこしたーーい。」
「足がふらつきながらトイレに入ってその・・」」
「うんーーっでないーーでないーーううんーーーっ、っ」)
最初のコメントを投稿しよう!