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「このチャンスをのがすわけにはいかないだろークク」
(チャンスというのはこんな時に使うんじゃない、、)
岡崎は早めに石原たちの前に立ちはだかる。
「よせ!何するんだよお前ら。」
(なんだ、岡崎は石原達と組まなかったのか、、)
「お前こそ何するんだ岡崎!実はお前も気になるんだろ?だろ??」
岡崎は石原から目をそらした。
「っ、、い、いや、、別に・・俺は、、」
岡崎は即答(そくとう)を避(さ)けたし、しぶしぶした答えには自信のなさそうに
言葉を濁(にご)した。
(はあ?なんだその間はー!!なんですぐに言えない。
なんで見たくないとはっきり言えないんだ!やはりお前だって信じられない、、)
「なあ、成田はどうだ?」
「はい。僕も気になります。ものすごく・・」
(成田!!!昨日からなんなんだよ。)
「だってな。塩谷!!悪いが一度、そのマスク、外してもらおうかー」
(、、昨日と今日は俺の人生にとって大ピンチだ!)
石原達との距離がだんだんと縮まってくる。
「止めろって!」
「フッ、笑わせるなよ岡崎!!!ここまで来て、、止められないだろう!!
さあ、どうする?塩谷!大人しく自分で外す?
それとも手伝ってあげましょうか王子様!」
(っ、、石原、、いつかはお前をぺしゃんこにしてやるっ!!)
石原達は一歩もしりぞく気配はない。
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