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「どっちでも断る・・」
「なら仕方ないなーー」
手に汗を握る一触即発(いっしょくそくはつ)の危機だ。
(石原は岡崎が、、成田は俺が相手する、、いやだめか。
成田は筋トレーでちからづくでどうかなれない。だったら石原を俺が、、)
石原は見かけによらず生まれつくのバカ力だ。
(これもだめか、、だったら、、
が、頑張れ岡崎!!お前しかない!、、まさか俺が岡崎を応援するとはな、、)
石原達の前に立ちはだかっている岡崎の背中が頼もしいんだ。
「あれ?熊懐課長!!」
「なにっ???」
「はっ!!!」
(あ、、、)
ダダダダダッ
二人はすたこらさっさと走り自分の席に戻ってペンを取って仕事をするぶり利をしている。
(バカか。今日のクマ課長は出張だ。まあ、おかげで助かったけどな、、)
岡崎も自分の席に戻る。要約一人になれた。
(はあ、、ん?なにこれ、、)
手に汗が出ていた。
(緊張してたのか・・こんなことで、、)
幹部の前でプレゼンテーションをする時だって緊張しない塩谷だ。
ましてふざけた真似だ。こんなことでおどおどしていた自分が不思議だ。
(、、なんだ俺、、)
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