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「ううっ・・」
「おっと、油断しちゃいけないんだよ成田。」
いつの間にか岡崎は成田に塩谷と同じくヘッドロックを掛けている。
「お、、か、、ざき、、うっ・・」
ぐいっ
「先輩は??」
「せ、せん、、ぱいっ・・」
(っ、なにしているんだ俺!!
別に成田が塩谷を抱いていようがどうしていようが構わないだろ、、)
理由はどうあれ塩谷にぺったりとぐっついたり気軽く触れたりするのを考えるだけで
むしゃくしゃになる。
(このーー)
ぐーーーいっ
岡崎は力が入れすぎて成田の首を絞めつける。
「ううっ・・」
塩谷への思いはまだ残っているようだった。
(はあ、、まだまだか、、)
岡崎達を見ていた石原が言い出した。
「あれ、、塩谷、、なんか可笑しいぞ・・」
「あ?!」
「ほら、これ見ろ!」
石原は近づいて椅子に座っている塩谷の腕を上げてそっと落とした。
上げられた塩谷の腕はだらりとたれる。
(え?なんで?どういうことだ!?!!)
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