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「俺、、、経験者だからな~こんなの慣れてるんだ。」
「はあ?」
「俺もやられたことある。ははっ」
「あ、そうか、、なに??」
「ははー先代ギャグ部会長によくやられましたーーー」
「お前らしいな、、」
(経験者、、石原のやつバカバカしいことをよくやってるからな・・
あれは経験者の余裕だったいうことか、、)
「ナハハハーーー」
石原は照れかくしに馬鹿笑いをした。
「やろーー今度見つけたらただではおかないぞ!!!」
石原は拳を強く握ってギャグ部会長に復讐(ふくしゅう)を誓っている。
(悪縁か・・)
成田は塩谷の椅子をくるりと回して自分の前の方に向かわせた。
「ああ、、ちょっと成田!・・」
塩谷は頭に手を当てる。
「くらくら・・」
「はあ?くらくら??どういうことですか先輩!?!」
興奮した成田は大声を出してる。
(お前のせいじゃないかよ。目覚めたばかりなのに・・)
両ひざを冷たい床について塩谷の顔をのぞきこむ。
「塩谷先輩!僕、見えますか?」
「ん?」
成田は真面目な顔をして指2本を立てて横に振り始めた。
「これ見えますか?指、何本ですか?」
「え?」
(うあっ、何してるんだ成田!!)
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