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第1話。ねじれた恋の始まり。
1-1.塩谷
むにゃむにゃ・・
「あ、、、うん・・」
何だか慣れない感覚で何回も寝返りを打っていた。
(あ、、何か不便ー、まだ起きたくない)
彼は布団の中でもぐもぐ動いていた。
(もう少し寝ようかな・・いや、ダメダメ!)
「ふあ・・・・・」
男はそのままベットの上で大きく伸びをした。
(はあ、、、今日は何かだるいなー酒のせいかな・・)
「え?あれ?」
そして開けた目に見える天井をきょとんとして眺めていた。
見覚えのない天井だった。
「・・ここ、、どこだ???」
男は急に上体引き起こした。
「ああっ、いたーー」
腰に訳の分からない痛みを感じた。その痛みは腰とその後ろの隠密な部分まで感じられた。
「なんだこの・・」
トントン
部屋の扉が開いた。
「塩谷、、、あ、起きてたか。」
「え??岡崎??ここは・・」
「あ、ここ俺んち,,」
「何故俺がここに・・」
「ええっ???覚えてないか?」
「ああ、、全然覚えてない。ていうか腰、痛いな!
あ、、っあ・・なぜここまで痛いんだろ・・」
「腰とど、どこが痛いって?」
「は?どこって・・」
(あ~~あそこまで痛いとは言えないーーー!!)
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