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…浮気なんてしてないのに…。
陽二の背中を見ながらレオンはそう思った。
それから陽二との別れを考え始めたレオンはほどなくして自分の頭は陽二と別れたがっているが、
心は陽二と別れたがっていない…と言う事に気付いた。
…どうしよう…。
それから再びなやみ始めたレオンは後日、
自分の部屋の中にいた。
時折、
青年の感声が聞こえる。
乱れたベッドや脱ぎっぱなしの服、
ローションが転がっている寝室の中。
そこでレオンは一人の青年を背後から抱きながらその口を開いた。
「陽二愛してるよ」
数日前、
陽二との別れを考え始めたレオンは迷いに迷った後、
陽二と付き合い続けると言う道を選んだ。
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