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統率されたその動きはまさに暗殺者。
近づく一体に攻撃を叩き込むが
『MISS!』
こちらの攻撃はすり抜けたように当たらず、向こうの攻撃のみが当たる。
どうやらバグスターと同じようで、あの世界のライダーしか攻撃が通らないらしい。
ならば
「勇騎は下がってろ!いくぞ真由!」
「うん!」
『マーイティーアクショーン…エーックス!』
『I'm a KAMEN RIDER...!!』
ゲンムとレーザーに姿を変えた途端に攻撃が通り始めた。
次々に駆逐されていく敵兵。
それをフユキが扮する風魔は愉快そうに見ていた。気に入らねぇ。
が、そんなことは頭から飛んでしまった。
「勇騎さん?」
真由が振り向いた先には、ジュエルを構える勇騎。
「大変身!」
「お前まさか…!」
『チェーンジッ!仮面ライダー!エグゼイド!』
『マイティジャンプ!マイティキーック!マイティマイティアクション!エーックス!』
そこにいたのは、あの医者が変身していたライダー、エグゼイド。もっとごつかった気はするが、どうやらこっちが基本形態のようだ。
そんなこちらの驚愕せざる得ない状況も意に介さず、勇騎が高らかに叫ぶ。
「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
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