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「さーて、ゲンム！レーザー！アイツらを協力プレイでぶっ倒すぞ」
と言ったとたん、何故か兄貴に胸倉を掴まれた。
「え！？ちょ！？」
「お兄ちゃん！？」
「てめコラ協力プレイって真由になにする気だコラァ…真由に手ぇ出したらどぉなるかわかってんだろうなぁぁぁ…あ"？」
「まてまてまて！どう聞いたらそうなんの！？てか敵あっち！前見て前！」
「俺の前にはお前しかいねえぞ、そうか…敵って認めるんだな？やってやんよぉ！」
「「ちがーーーーう！」」
敵達は唖然としてこっちを見ている中、俺と奴の妹の声が響き渡った。
「…ほっといても仲間割れしてくれるんちゃうの」
フユキですら呆れる事態と言えば、如何に深刻かわかるであろう。
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