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ーーーーーー 「とっしにゃーーーん!」 「どわぁ!」 昼下がりの休憩時に、突撃をかましてくる上司。決まるボディブローに、俺は卒倒する羽目になった。 「ん」 なにかをねだる視線。 「はいはい作ってきてますよ…って鞄を勝手に開けるな!放り出すなぁ!」 もう俺に人権とやらはないのかと言わんばかりの荒ぶりようで弁当は強奪される。 美味しそうにパクついたと思いきや、不意にスマホをいじりだし、会話を切り出してきた。 「そうそう昨日近くでオオゴトだったんだって?」 「?」 画面を覗きこんだ俺は、危うく吹き出しそうになるのを堪えねばならなかった。 画像はまさしく、俺が変身したゲンムと、ふてぶてしいあの若造が変身した鎧野郎が、ガッツリ写っていたのである。 下の方を見るに全員、組ごとに激写されているのは間違いない。何時撮られたんだ…。 画面がスクロールされて、写し出されたのは、“あの男”が変身したであろう仮面ライダー、リベルともう一人のライダーが写っている。 ユラァ…。 そんな音をたてて、俺の心は、修羅の道へ落ちかけた。
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