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―――……
「わーっ、色んなお菓子がある!」
数日後、私はメルと一緒に駄菓子屋にやって来てた。
綿菓子や、丸いドーナツ型のアルミの入れ物に入ったチョコとか、あめ玉とか……一口サイズのゼリー等沢山売ってる。
実はここ、メルの家の近くで……昔ながらの町並みだから他にも似たようなお店が立ち並んでるのだ。
ミサは、友達や彼氏との約束があるから後で合流する予定。
「やっと笑顔になりましたぁ」
「えっ?」
くじ引き見ながらテンションを上げてる私を、メルはホッと安堵の息を漏らしながら見ている。
「まりりん、最近なんだか元気がなかったみたいですからぁ……ちょっと心配だったんですぅ」
「あー……ゴメンね、心配かけて」
「いぃえぇ~♪笑ってくれて何よりですぅ♪」
メルは笑いながら、合わせた両手を頬に沿わせて首を傾けた。
やっぱり、メルは天使だ……
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