27人が本棚に入れています
本棚に追加
病院へ着くと千夏はナースに車椅子を押されて
病院内へと姿を消した
俺はただボーッとする頭を働かせて
家に帰る事にした
「先生…私きっと成功すると思うよ
だって今こんなにも胸がドキドキしてるから
花火を見てる時に心臓が生きたいって
凄く激しく私を励ましてくれたよ」
「そうですね
今日はきっと出掛けて正解だったね」
そう優しく微笑み千夏へと話しかけた
無論それはハルには知る由のない会話だった
そして3日はあっと言う間に過ぎていった
最初のコメントを投稿しよう!