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「あ、あたし…も、崇じゃない人と…結婚するのは嫌だよ…」
佳世も嬉し涙を零すと崇の肩に頭を載せた。
「やっと通じたんだ…俺と佳世の想いが…五年はちょっと遠回りしたかも」
「崇…あたしで良ければ、嫁にもらってくれますか?」
「勿論だよ!こんな俺だけど、俺の嫁に来てくれますか?」
気持ちが通じ合った二人は静かに唇を重ね合った。
「崇、あたし…を女にして…くれますか?」
「エッ!佳世はまだ経験してなかったの!」
「うん…崇だけ抱かれたくて…」
「……俺も初めてだ。やっぱり佳世だけ抱きたいと思って…」
「嬉しい!」
崇は初めて抱く女は佳世で、佳世は初めて抱いてくれた人は崇となった。
最初はぎこちない動きだったが、二回目からはスムーズに身体を重ねられ、朝方まで何度も抱き合った。
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