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「ほら、郁はコーヒーのことよく分かってるし、僕もスイーツとか作るの好きだし」
へえ、恋と郁のカフェか。面白そう、それにすごい人気が出そう。レンと同じくらいかわいい子とかっこいい子の働いてる、カフェ。行きたいな。
「そうそう、さっき思ったんだけど、晴がそんなこと聞くのって珍しいよね」
晴は、何でも完璧にこなしている天才だ。そんな人が将来の夢を聞いてくるなんて、なんかあったんだろうか。
「みんなは、もう将来の夢を決めてるみたいだけど、俺はまだ何も決まってないから、どうしようかなって。」
ああ、そういうことか。
「大丈夫、魔獣と戦うだなんてこんなに変な体験をしていたら、いつか将来の夢は見つかるよ」
「恋くん、いつかっていつ?」
「うーん、一年以内かな、だって一年以内に魔獣事件はすべて終わらすんだよね。それまでに見つからないと、将来の夢は見つからないんだろうからね。」
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