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「お前もそれには気づいていたか。私も彼女についてはほとんど知らされていない。大体、彼女の部屋もどこにあるか知らないのだ。彼女について知っていることは、彼女の名前と彼女が異世界人だということ、そして何かしら隠していることがあるということだけだ。」
「じゃあ、彼女が隠していることは何も知らないんだ、彼女は異世界人ではなく異星人であるということも。」
「は?それはどこかの星からワープしてこの星に来たということか。ほかの次元からワープして来たわけではないと。」
現実的にそんなことがあるのか。まあ、今の人類に不可能なだけで他の異星人に無理かはわからないか。
「それで、姉さんに頼みたいんだが、アリス・カリストアについて出来るだけ調べてほしい」
「分かった。お前も気を付けろよ」
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