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「ああ、どうせあいつなら、二軒隣のペットショップで魔獣でも見てるだろ。心配しなくても迷子になることは無いだろう。もしなっても、なんか自力で帰ってこれるだろ、昴だし」
「あっ、レン!この服どう?似合ってると思うんだけど」
「駆が似合ってと思うなら似合ってるんじゃないか。俺に聞かれてもほかの人がどう思うかわからない」
はは、そうきたか。他人がどう思うかね。
「他人がどう思うかなんてどうでもいいの。そりゃ、あまりにもダサいのは嫌だけど、多分そんな服を選ぶ自信はないし、それに一番大事なのはレンがどう思うかなの。」
「いや、一番は駆がどう思うかだ。まあ、駆がいいと思ってるんだったら、大丈夫だろ。晴ほどではないにせよ、駆もそれなりにセンスはあると思う。」
あら、レンにしてはいいこと言うじゃない。晴ほどじゃないけど、センスはあるだって!嬉しい!レンに褒められた!
「おい、駆。お前の妄想はどうにかならないのか。俺の頭に響いてうるさい。」
「あら、帰ってきたん...ちょっ、おいスバル!お前何を飼ってきた!なんだその妙に可愛らしい動物は。」
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