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会場につくと、すぐさま配ってるうちわをゲット。
だって暑い! ひたすら暑い!
「それにしても暑いですねぇ。何か食べますか?」
アキさんはそう言ったけど、さっきジュースを飲んだばかりだ。
「とりあえず、日陰に……」
とは言ったけど、そこにはあたし達と同じ考えの人が沢山。
「花火って何時からでした?」
「……8時、です」
時計を見なくても分かる。
まだ完全に太陽の光は無くなってなくて、どう見ても7時ちょい過ぎだろう。
「どこかで夕飯、と言ってもそうしてる間に花火始まりますねえ」
そう、あとは待つしかない。
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