第1章

2/34
1284人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
会場につくと、すぐさま配ってるうちわをゲット。 だって暑い! ひたすら暑い! 「それにしても暑いですねぇ。何か食べますか?」 アキさんはそう言ったけど、さっきジュースを飲んだばかりだ。 「とりあえず、日陰に……」 とは言ったけど、そこにはあたし達と同じ考えの人が沢山。 「花火って何時からでした?」 「……8時、です」 時計を見なくても分かる。 まだ完全に太陽の光は無くなってなくて、どう見ても7時ちょい過ぎだろう。 「どこかで夕飯、と言ってもそうしてる間に花火始まりますねえ」 そう、あとは待つしかない。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!