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すると向こうで、何か音が聞こえた。
彼女は、手をモジモジさせながら、向こうへ走り去った。
僕は、訳が分からないながらせも、少々ガッカリしながら、家へ向った。
僕は、暗くなった路地を足早に進みながら、考えていた。
僕は初対面だったが、彼女は僕のことを知ってる感じだった。
僕が忘れているだけで、どこかで会ったことがあるのかも知れなかった。
(なの音さえしなければ……)
そして僕の胸は、まだドキドキしていた。
彼女の顔が、まだ頭の中に残っていた。
(これが……恋のはじまり……)
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