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「長老、百年前と比べてかの地はどうじゃ？」
巨人 大鉄の肩から 問うたは 空魔 蓮十郎
なれど 読者のみなさんは 不思議な感じ受けますよね
いくら 年齢不詳と言えど 長老と言われた忍 真白 天膳 が 百年も前のことを知るよしもない と思われるが
「お頭、どうも、前に比べて緑の砦、攻略しにくくなってますな」
そこへ 巨人 大鉄が「なにがいようがおいらがぶっ潰してやるさ」と言っては ゲラゲラ笑いだしては
若い忍 虚 玄馬「確かに大鉄の前には熊だって構うまいよ」と 大笑い
なんとも 賑やかなのだが
これが忍者たちなのか？
まるで 人目も憚らず わいわいやっていると
印西の里からやってきた 若い三人の狩人が 彼らの 前から 近づいてきました。
すると くの一 白兎馬 凛 「これはうまそーなやつらじゃ。わらわが貰ったぞ」と言うや
地面を滑空して
三人の前へ 息も絶え絶えの表情で 「助けてくだされ～?山賊に襲われてぇ」と
肩が見えてしまう
なんとも 妖艶な姿で 助けを求めるや
三人の若い狩人たち
義憤にかられたか？ 女の妖艶な姿に惑わされたか？
三名とも 女が逃げてきた 藪へ 弓を構えて 山賊を迎え撃つようです
ところが
まさか 彼らの庇った 背後の女の唇から いきなり 致死性の毒霧が吐きかけられたとも 気がつかず 絶命してしまいました。
くの一 凛は 三人の狩人の胸に 右腕を突っ込むや なんと
恐ろしい 心の臓を 引っ張りだしては
むしゃむしゃとはじめています。
ああ無情 なんたる恐怖
妖艶な美女が 口を真っ赤にしつつ 若者の心臓を喰らっています。
それを平然と見ている 忍たちもまた 。
なんとも不気味で。
「虚よ、お主なら凛の色香のためなら死んでもよいとか思ってるんじゃないか」
と 言われた 若い忍 虚 玄馬「冗談じゃねえですよお頭。凛の姉さんに色目使えば喰らわれちまいますよ」
「なに。喰らって欲しいのか。玄馬ちゃん」
「滅相もねえです。姉さん」
はあ なんたる恐るべき集団なのか。
こんなやつらに狙われた 印西の里はいったいどうなってしまうのか？
その時 また一人 少年狩人が前からやってきて～?
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