6人が本棚に入れています
本棚に追加
黒き魔王の城では くの一 凛の死体(実は小さなものの死体を凛が仮生化粧で自分に仕立てたもの)も見つかり 火柱を持って 火葬しては
翼族 小さなものたち そして 敵であった大角族のものも 生きておるものは 助け出しては
一時的に 小さなものたちが 先程 攻め落とした 出城へ 集めては
療養させることになり
翼族や 小さなものたちの医療を行うものが 治療に当たっています
一方 キレンの部隊は 逃走した 黒き魔王こと 空魔 蓮十郎の行方を探索しています
こちらへ 飛んで戻って来た ヒィラン姫も 治療の手伝いをしています
カジル長老と 時不知 是空 二人 これからについて 会合中です
「長老 空魔五忍衆のうち四名は倒しました そして おそらく下忍もほぼこの度の戦で 全滅したでしょう 残りは首領たる空魔 蓮十郎のみ」
「うむ しかし そやつは 大角族のものを操っては手下にしておったからのぉ まだ油断はできぬと思うが」
「はい あやつの忍法で洗脳されていたものたちは あやつが遠くへ行ったため 洗脳溶けています これで こちらから 彼らに もはや戦士ができぬような術をかけたゆえ 大角族のものは もはや 奴の手下ではないが。。。」
「そやつ 空魔 蓮十郎とやらは おそらく霊山へ向かったのだと思うが」
「根拠は?」
「三つの神器が揃えば 聖なる者が現れて 賢者の石を授けると言うアステリアの伝説を聞いたのじゃと思うからじゃが」
「霊山とは 翼族の神器光る珠を 隠した場所ですね」
「がやつには 聖なる者を呼び出すことは できぬ訳じゃが」
「しかし その場所に 光る珠があるのなら 万が一 やつに知られたら まずいのではないでしょうか?」
っと その会合を盗み聞きしている者が。。。
今度は小さなものの怪我人に化けた くの一 白兎馬 凛
「なるほど だからやつら 簡単に宝を渡したのかぁ ならば すぐにでも 頭へ報告して その 光る珠を探さねばならんのぉ」と言うものの
ここで 急に 行動を起こせば 怪しまれると知っている
白兎馬 凛 ここは 動かずに 小さなものたちが ここから離れるまでは そのままでいようと決めて。。。
洗脳が溶けた 大角族の戦士たちも 黒き魔王を倒すために 翼族と手を組むことになっては
黒き魔王討伐隊が組まれることになって
最初のコメントを投稿しよう!