二章 異世界

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二章 異世界

ざざーん ざざーん なんの音だ? 浜に波が叩きつけられてる音のようだが。。。。。。。 ふっと 目が覚めた 時不知 是空 違和感を「馬鹿な何故 砂浜がいや 海のない神州に 海があるはずがないが いや 狭羽湖かここは?」 辺りを見回す 是空 されど 目の前には 砂浜に波が打ち付ける風景しか目に入らず が 砂浜をぐるりと見回すと 水辺と反対側の 浜に 少年らしき人影が 倒れているのを 見つけて すぐに 駆けつけるや  倒れていたのは 是空が あの紫の渦巻きから 庇った 少年狩人 信次郎でした。 「信次郎 おい しっかりしろ 」と 体を揺さぶるや 目を覚ました 信次郎少年 「是空さん ここはいったいどこなの?」とやはり 初めて見た大きな水辺の景色に きょろきょろと眺めてます 「まさかとは 思うが 狭羽湖まで 飛ばされたのか? いや いくらなんでも そんな遠距離を飛ばされるとは思えぬのだが。。。」と 是空 水辺に向かい 水の匂いを嗅いでは ?「馬鹿なこれは潮の香り ここは海なのか?」 二人とも わけわからぬ思いで とにかく 水辺を離れて 内陸の方へ 歩きだそうとした時でした。 大空を悠々と内陸から 飛んできた巨大な鳥(鷲か?)を 二人は、見上げては 「是空さん あれは 大鷲。いや あんなでかいのがいるって 兄じゃからも聞いたことないよ」 確かに その鳥は 神州でも見かける 鷲などの遥か二倍近い大きさがあるように見えていて 「わからんが とにかく あとを追ってみよう」と 再び 歩き出したところ うわー ぐわー と どこからともなく 歓声が上がり なんと あの巨大な鳥に 向かって 弓矢が 何本も何本も 射かけられています 「ん狩人のようだが?えっ 馬鹿なぁ」 是空の常人よりも よく見える 目に映ったのは 弓を放ってる物の頭に 巨大な二本の角が生えた 巨体の鬼らしき物たちだったのです と その時   巨鳥の翼に 矢が当たったのか くるくると 回転しては 落下してきました その巨鳥を 見た 是空  今度も 仰天 なんと その鳥と思われた物は 体 そして頭が どう見ても人間だったのです 「なんなんだぁ あいつらは鬼か? そしてこちらは 天狗?」 しかし 天狗のような物の顔が 女の美しき顔とわかり 是空 忍法時淀み! 
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