2人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
残ったキャバ嬢が言った。
「軽くだぞ、キョウカ。使い物にならなかった、お前、コイツにやらせるぞ」
キャバ嬢はキョウカというようだ。源氏名でも通りそうな名前だ。
「やってもいいのか… だったら、きつ目に蹴ってやるか…」
キョウカの目が興奮に満ちている。
「なんだよ、キョウカ。こんな男でいいのか。根性なさそうだぞ」
サヤカは今、自分がヨダレを流していることに気付き、軽く拭いた。
「もう、何でもいいから、突っ込みてえんだよ。もう私のここ、さっきからグチョグチョでよぅ… なあサヤカ、やってもいいよな? 本物は初めてなんだよ… お前も知ってんだろ、頼むよ、サヤカ…」
「そうだな。そんなにやりてえのなら、押さえててやるよ。ミサキ、そこのロープ取ってくれよ。こいつを大の字に固定するぞ」
「わ、私もしてえんだ。次、いいか、サヤカ… 男に逃げられちまってよ。ヤルだけやってさ。毎晩、身体が火照ってよ。もう、我慢の限界なんだ」
「ああ、好きにしな。わたしゃ、こんな男はゴメンだな。好きにすればいいさ」
キョウカは軽く男子の腹を蹴った。
男子は腹を抑え、『く』の字に身体を曲げ、軽く声を上げた。
ここからの三人の動きは早かった。
最初のコメントを投稿しよう!