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『私ね、この山に住んでるの!』
小さい私
『そうなの!?僕は山を降りてバス5時間…』
驚きを隠せず疲れた様な顔をする
小さい君
お疲れ様!って言って頭を撫でた。
私に5時間って時間はよく分からない。
取り敢えず結構な時間だろうとは思っていた。
『山のどこに住んでるの?』
『ここだよ?ここの神社』
また驚いてる。
表現豊かな子だなとはおもってたけど
ここまでとは…。
『え!?じゃあ神社のみこさん?』
みこさんは、巫女の事だろう。
でも私は違う、だから濁す。
『うーん…どうだろう。そこら辺は聞いてないや』
と言ったら、おバカさんじゃないのって笑われた。
今から5年前の話
何で思い出したんだろう。
今日はその日だっけな…。
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