悲報

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「え…」 毎年ではないけど、不定期で神社に来てくれる 君が遠くに行くと言った。 私は聞き間違いだと思った。 「じゃ、あ、来れないって事?」 「うん、俺がここに来れるのも今日で」 「最後かもしれない。」 作り上げた物が全て壊れた。 唯一の友達で代役のいないポジション それが今日でなくなる。 「あ、うん。そっかぁ…最後か」 私にとって今日が最期。 まあ、前から決まってた事だし 丁度いいかなとは感じてたけど、やっぱり 悲しくなる。 「その事をちゃんと私に言ってくれたから」 「私も和輝に話さなくちゃいけない事があるの」
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