1章

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とある学園。 どこにでもあるような普通の学園。 寮も完備し、申請すれば使用できる。 そんな学園の敷地内。 離れの座敷。 妖魔省の管理する「対魔部」。 座敷全てがその部室である。 その青年は鞄を壁に放り出し、 その傍で丸くなるように眠っていた。 他に部員は見当たらず、ただ一人で。 そこへ、もう一つの足音が近づいてくる。
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