2話 初恋

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次の日、また痴漢されながら電車に揺られてた。 制服がシャツにリボンだから、たまにボタン全部外されてしまう。 気づけば問題ないけど、気づかないと駅に降りてホームでおっぱい丸出しになった事があった。 気をつけなきゃ。 今日は下からまくり上げられて、ブラジャーからおっぱい出されたから、後でおっぱいしまえばいいだけだ。 いっぱい触られてるけど、やっぱりイヤとか思わない。 好きでもないけど、やっぱり触られて擦られたりすると気持ちいい。 入れられんのだけないなら別にかまわない。 入れたら出されるから、前に制服に男の人の出したのが着いて、とれないからイヤなだけ。 また下も擦り出した。気持ちいい…。 指も入ってる。気持ちいい。 イっちゃう。んうっ!イっちゃうーっ!   しばらく触られ続けられてたけど、全部なくなった。 ふと見たら、白石先生がまた間に立ってた。 「おはよう。混んでるね」 「おはようございます…先生、独り暮らし始めたんじゃないんですか?」  「制服揉みくちゃだから直しな」  なんか強い口調だった。 よく見たら、おっぱいが半分見えてた。 慌てて制服を直した。 「昨日は前の部屋片付けて、寝ちゃった。ま、まだ退去まで日にちがあったからね。引っ越しの日にちが合わなかったから」 「じゃあ明日からは近く?…いいな」 「混んでるのはイヤだね。だから引っ越ししたのに意味ない事した」 先生笑ってたから、私も笑ってしまった。 ポケットに入れてた携帯がマナーモードで振動した。 駅に着いて、ホームで見たらお兄ちゃんからで昨日の写メに感想だった。 『次の時は口でしてるの撮るからね。可愛いかったよ』 携帯を閉じた。 「誰から?」 真後ろに先生居た。…見られてないよね。 私、返事できなくて、首を横にだけ振った。
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