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今度は逆にシキさんの実家に行った。
出てきたのはまだ若い『お母さん』。
してる最中だったかな。
ノーブラ丸わかり。急いでシャツだけ着た感じ。
行く事になった時に聞かされた。
「俺が中学になったばかりの時に21くらいで来たから、今は38、9才くらい。俺の方が親父より年が近かったから、毎日やらされたな。……風呂が1番やらされたかな?あとは親父が遅い日。…勉強見てあげるって、くわえてたな。淫乱ババア。…夜中、勝手に立たせて乗ってた」
「似ててやになる…」
「俺が出て行ったら、若い男しょっちゅう出入りさせてるらしい。親父が言ってきたけど、親父はのめり込んでたから好きにさせてる。離婚しないの条件で。…ま、一応報告したら帰ろ」
シキさん、会ってすぐ玄関で
「あ、お久しぶりで。…Reyと多分生きて行くから報告だけね。親父によろしくー」
だけ言った。
「あら、うん。…言っておく」
の、軽い返事。奥から
「やんないなら帰るけどー!」
って男の人の声。
「今行く!…わかった。伝えるから。お客きてるの!じゃあね!」
と、ドア閉められた。
「はい。終わり。帰ろ」
いいのかな?でもあれじゃ話にならないからいいのかも。
2、3分?これで終わり。
でも、2人でなんだか笑った。
2人して家族壊れてて、私とシキさんの方がよほど思い合って、大事にしていける。
私とシキさんは『婚約』状態になった。
私の人気は落ちるどころか上がった。
シキさんとのアルバムは『スルメアルバム』って言われた。
聞けば聞くほど味が出るって、売上が落ちる気配なかった。
いつの間にかミリオンの女王と呼ばれてた『新城結花』もとっくに抜いた。
でも、私は新城結花は嫌い。脅すような人、嫌い。
新城結花もシキさんが私の『婚約者』になってから私が出るテレビとか出演拒否し続けた。
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