1話 生い立ち

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「気持ちいい?」 「気持ちいい?…わかんない。先をずっといじると気持ちいいの?」 私は、正直あまり性的な事に興味がなくて、学校でみんながエロ本読んでたりしたけど、私は見なかった。 ただチラリと見たら、男の人の体と女の人の体がひっついてるのしか見えなかった。 「気持ちいいんだよ?…麻衣子、気持ちよくしてあげようか?」 「あ、うん。…何するの?」 「俺がするから、気持ちよくなったら言って?」 「うん」 本当に何もわかってなかった。 胸の先端を何度も何度も、揉んだり擦ったりされた。 気持ちいいのかわかんないけど、胸の先端が硬くなって、股の間がむずむずした。 むずむずは股の間からだったみたい。 「お、お兄ちゃん、…胸が変な感じ。…むずむずしてるよ」 「うん。…他はどう?」 「なんか、トイレかも…むずむずずっとするから」 「ん?…じゃあ、ここでしちゃえ。流すから」 「ごめんね」 イスから降りて、トイレしようとして屈んだけど出ない。 「…出ない」 「なんで?…見せてみな」 「うん」 その格好のまま、お兄ちゃんに向いた。 お兄ちゃんはそこを触ってきた。 「やっ!汚いよ」 「麻衣子、これね、気持ちよくなった証拠だよ?ぬるぬるしてるのわかる?」 「髪の毛洗ってるからわかんない」 「流してあげるね」 お兄ちゃんに頭を流してもらった。 泡が全部流れて、やっと目が開けれた。 屈んで自分の股をよく見たら、何か垂れてた。 「何?これ?これが気持ちよくなった証拠?」 「そうだよ。もっと出るよ?…麻衣子、バスタブの縁に座ってごらん」 お兄ちゃんに言われた通りに縁に座った。 「足広げて」 足広げたら、お兄ちゃんが私の足の間に座って、いろいろ見ながらいじりだした。
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