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その娘は、いつもの女キャラクターとはどこか違っていた。 この洋館には実に様々な女キャラクターが送られてくる。若いもの、成熟したもの、痩せているもの、やや太っているもの......中には女の姿をした男が混ざっていることもあった。 何が来ようと彼の「男性」は機能した。 それまでの彼は、汁男として極めて優秀だった。 訓練施設では常に高い成績を残したし、誰よりも多くの汁を出した。 けれども今日、送られてきた彼女には、どうしても欲情することができなった。
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