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「汁男」彼は言った。 他に答えようがなかった。 「それは君の仕事であって、名前ではないね」 彼女が言った。 「そういう意味では、ないな」 「名前が?」彼女は聞いた。 汁男はこっくりと頷いた。 「ふうん」 彼女は立ち上がり、それから言う。 「わたしはドルネシア」
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