愛していない

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「待って。どうして?何かあったの?」 「こんなことを続けている自分が嫌になったんだ」 「・・私を嫌いになったのね」 「亜紀。君はとても魅力的な女性だ。僕は君が好きだよ。でも好きになるほど独占したくなる」  香山さんは私と目を合わせようとせず、テーブルのコーヒーカップを見つめている。
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