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「瑠香ちゃん好きだよ、女性として大好きだよ。」
誠夢くんは私の目を見つめながらハッキリと言ってくれた。
「私も誠夢くんのこと好きなの。隣の家のお兄ちゃんでなく、男性として大好きなの。」
誠夢くんは私の事を優しく抱き締めてくれた。
「瑠香ちゃん、キスしても良い?これからは、ちゃんと聞いてからにするよ。」
私は頷いて合図をした。波の音を二人で聞きながら、私達は初めて両想いと知ってからのキスをした。それは私にとって生まれてから一番嬉しい出来事で、これから誠夢くんと思い出がどんどん増えていく。
「好きだよ誠夢くん、これからもずっと言い続けるからね。」
ありがとう
私に誠夢くんを巡り逢わせてくれて
~完~
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