1章 出逢いは突然に

12/25
431人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
・ はあヤバイっ── 夏希ちゃんの手が動く度に躰が反応する。 「ち、ちょっと待ってっ」 夏希ちゃんのキスと動きでよくわかる。 これは結構な手練れだわ!? 思わず反応する自分が恥ずかしい。 処女じゃないから今更、ここまできて止めてとはいわないけど── 「な、夏希ちゃんっ!!電気消して」 それくらいはして欲しい… 「…はあ…っ…大丈夫、晶さん綺麗な躰してるから…」 「──…っ」 腹部に顔を埋めた夏希ちゃんは顔を上げるとそんな言葉を放った。 「ああっ…」 長い指先が悪戯に滑り込む。 ああもうっ 久し振り過ぎるっ── ってどのくらい振りだっけ? 高二から付き合ったバスケ部の彼氏と卒業旅行でシタっ切り──? ……── 「あはは…四年ぶりだわ…」 「……どうかした?」 地味にショックを受けるあたしに気付いたのか夏希ちゃんが息を乱しながら顔をあげた。 「夏希ちゃん…」 「………」 「四年ぶりだから処女膜再生しちゃってるかもしんない…」 「……っ…わかった…優しくする」 「っ…」 そう言った夏希ちゃんの指があたしの乳首をつまみ優しく口に含んでいた。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!