1章 出逢いは突然に

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◇◇◇ ピピ… ピピ… 「ねえちょっと!」 「ん──…」 うつ伏せの体をぐらぐら揺する。 「ねえ晶さんっ!!」 「は、い……」 「これって何の為の目覚まし!?」 「起きるため…」 「………」 夏希ちゃんがうちにきて一週間… 朝シャンしてバイトに行くまでの貴重な時間。リビングのソファでうたた寝するあたしの目覚ましを夏希ちゃんは部屋から態々止めにやってくる。
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