自殺

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スマホはもう解約したので時間を知るには入ってすぐの受付にしかなくそこで待つ。 不思議と恐怖心は全く無い。もう未練も無いと言う事だろう。 することも無く椅子に座りぼーっとしていたら十二時五分前になったので最上階へ向かう。 エレベーターの音が何も聞こえなかった。 最上階に行き非常階段の扉を開けると屋上がある。 眺めは特に良く無いがそっちの方が気が迷わない。 そして塀を登ろうとすると後ろから走ってくる足跡が聞こえた。 ここは入ってはいけなかったのか管理人かな。 ゆっくり後ろを振り返ると見たことある男性がそこ居る。 数秒時間が止まったままだった。
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