第一夜

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「未だ、来ちゃ駄目だよ。あんたはまだ早いよ。」 何の事だろうと思いながら、足を止めた私を見て、曾祖母は頷いた。其れから先は覚えていない。何を話したのかもわからないまま、目を覚ましてしまった。 その日は友引(ともびき)だった。
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