ー第1章ーガラル地方へー

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常に喋り、動いてないと死ぬかもと言われているコルサが引き籠るというのは本来あり得ない事。その原因はSNSでの中傷である。 「確かにあれだけ叩かれたら落ち込むのもわかるのよ!私も結構叩かれるし」 「有名になった宿命だよな、いちいち反応してたらキリねーけど。」 「それよラルド君。叩かれない有名人なんて居ないわ。どんな人であれね。コルサの場合…とりあえずエゴサやめなさいとしか言えない。」 「最近やめたらしいけど、携帯触ってりゃ自分の記事見つかるんじゃ携帯断ちしか方法ねーな。」 「携帯断ち…コルサさんには無理じゃないかな。 「絶対無理だわ。あいつソシャゲ好きだし。」 「もうあれよね。コルサが絶対言う事聞くシロナさんかアスクさん招集して説得してもらうしk「ユマちゃん、今なんて言った?」 アキトがいきなり立ち上がった。ユマは驚きつつ先ほど言った言葉を繰り返した。 「アスクさんかシロナさん招集ってー…「それだ!なんで俺は今まで気付かなかったんだ。あの人なら…。」 「アスクさんかシロナさん呼ぶの?」 「いや、もっと身近に居るだろ、奴が頭の上がらない人が!」
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