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豪華な装飾が施された広い会議室。
中央には大きなホワイトボードがあり、その近くに座る3人の男女。
「すげー高そうなものばっかだな、落ち付かねぇ。しかもめっちゃ綺麗に掃除されてるし。」
「ねえこの席もしかしてカルネ様座った椅子とかじゃないよね!?もしそうだったらと思うとヤバいんだけど!」
「(2人ともテンション高いなぁ)ポケモンリーグ本部の中なんて入りたくても入れるところじゃないからね。」
上記の会話通り、此処は会議室なのだがただの会議室ではない。四天王や各地方のチャンピオンが集まった際に利用する由緒正しい場所なのである。
何故無関係な彼らが此処に居るのかというと彼等を呼び出した人間が指定した場所である
「で、その肝心の張本人は?」
「さっきポケインに連絡あったけど少し遅れるって。」
「相変わらず忙しそうねぇ、就任してから休みほぼないみたいだし」
ー15分後ー
「ガチャッ」
会議室の扉がゆっくりと開いた。開いた先からのっそりと出てきた人影に3人はギョッとした。
悪ぃ、遅れた」
「え、どちら様?」
「ん?どちら様って俺だけど。」
「その声まさかアキトか?」
「まさかって何だよ。どう見たって俺しかいないだろ」
「いや、だってねぇ…。」
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