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「これって…何?」
「オーナからの依頼でガラル地方のリーグ委員長へのお届け物。中身は秘密だと。まあダイマックス調査も兼ねての依頼だけど。それに奴を行かせてやる気を出させるって考え。あいつ新しいもの好きだし。」
「あの噂の?てかチャンピオン自らかよ。」
「それ程大事な物らしい。一体何が入ってるやら…。」
「ダイマックス、ポケモンが巨大化するってやつね。あれ結構楽しそうよね!私もやってみたいなー。キョダイマックスっていうのもなかった?」
「それそれ、本当は俺が行きたい所だが俺は冗談抜きで忙しい。毎年恒例の家族旅行中止するほどに。それでだ、奴にお使い頼むんだ。これを委員長に届けろとな。奴を部屋から出すというミッションが待ち構えてるけど。部屋からさえ出せば奥の手が使える。」
「(奥の手?)もう何度もやってるけどここまで頑固とは…変な知恵付けたし、厄介だわ。」
「他人に迷惑かける訳にはいかないからな。。俺等でどうにかするしかない。」
「何か作戦あるのかよ?」
「ないから考えてんだ。」
実際誰もいい案が無いのは事実である。
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