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デイルームに着いて直ぐに翔に電話した。
呼び出し音が鳴ってすぐ翔が出た。
「もしもし?明日香ちゃん?」
「うん!翔!お仕事お疲れ様!早かったね連絡くれるの」
翔は早く声が聞きたくて急いでシャワーに入り、入ってる間に作業服を洗濯し、簡単にご飯を済ませて作業服干してメールしたと聞いて、なんだかまた可愛いなぁと思って笑ってしまった。
「翔は可愛いね笑。そういう所が好きやわ。ほんまにありがとう」
「俺可愛いくないし。それより病院に行ってあげられんくてごめんな。家が離れてるし仕事終わってから走っても消灯に間に合わんし…俺めちゃくちゃ会いたいのに…ごめんな」
「そんなの気にせんでいいよ!私も早く会いたい」
「明日手術やろ?頑張ってな!手術終わってからは電話とかできるん?」
私は全身麻酔だから手術の日は電話は無理だと言うことを説明した。
次の日の夜からなら電話できると。
「そっか…明後日の夜まで声も聞けんのやね。わかった。頑張ってな!」
「もちろん!早く翔に会いたいしね♪」
それから色んな話をした。
仕事の話を聞いたり昔の話を聞いたり。
そして私は気になってた前の奥さんの事を聞いてみた。
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