第四話

31/43
前へ
/179ページ
次へ
この店は個室が少ない。わざわざ個室を指定したということはどんな話をされるのか不安になる。 愛美が着いてから10分。保坂がやってきた。 「待たせたね」 「いえ。お疲れ様です」 とりあえずお互いビールを頼み、つまみを注文した。 「短刀直入に聞きます。かい、、、沢木さんになにがあったんですか」 「沢木から聞いているよ。2人が幼馴染だってこと。だから気を遣わなくていいさ」 「海透と1週間連絡が取れません。そして同じタイミングでの大阪支社への異動。一体何が起きているんですか」
/179ページ

最初のコメントを投稿しよう!

291人が本棚に入れています
本棚に追加