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俺は、久しぶりの秀にいで緊張しているのか2杯目ですでに酔っぱらっている気がする。
「まぁ、愛美が行こうとしていた大学だもんな。その愛美がいない大学に意味はないってか」
痛いところをつく。
秀にいに俺の気持ちは昔からばれている。
「親父さんが亡くなるまえに俺が約束したの覚えてます?」
「・・・愛美のこと頼む、ってやつか」
「そう。同じ高校行って、同じ大学いってあいつを遠くからでも見守ろうと思った」
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