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「そろそろかな…最後にさ、最後に……問題だしていいかな?」
自然に体が彼女の方に引き寄せられる。
そっとだきしめれば、暖かさがほんのり伝わってきた。
それを彼女は肯定と受け取ったのか、僕の胸に顔を埋めて話す。
「私は秋くんを愛しているでしょうか?」
「……うん、愛してるよ。」
彼女は一歩下がると両手を上げる。
「まるだよーーーーー!!」
【なーちゃんの笑顔は世界で一番かわいい】
これが、最後に彼女にいった言葉で、
それが彼女に関して一番最後に思い出した記憶だった。
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