0人が本棚に入れています
本棚に追加
ある暑い夏の日、草むらで偶然彼女を見かけた。
その瞬間私の身体に雷が落ちたような衝撃が走った。
「これが、恋なのだろう」
本能がそう言っている。
私は
元々身体が周りに比べて小さくそれを気にして生きてきた。
恋愛面でもこのコンプレックスのおかげで自分に自信が持てずうまくいったことがない。
うまくやっている他の男どもの背中を見ていることしかできなかった。
でも彼女だけは自分のものにしたいと思った。他の男になんて渡したくないと思った。
今ここでアクションを起こさなかったらもお二度と会うことは無いだろう。
一生後悔するだろう。
直感でそう思った。
彼女は私よりも一まわり大きくモデルを思わせるようなスタイルをしている。
切れ長の目も涼しげで美人と言うにふさわしいと思った。
この人になら抱かれ(食べられ)ても後悔しない。
命懸けの恋が今始まる。
Byオオカマキリ
最初のコメントを投稿しよう!